クラファン報告し続けないとファン度急降下する問題をキントーン(kintone)で解決

クラファンで100万円以上のプロジェクトを実施しようとする全てのNPO/NGO必見。

実はクラファン達成した事を機に、支援者が一気に興ざめて活動を応援しなくなる落とし穴があるのをご存知でしょうか?

クラファンはあくまで始まりであって、継続的に活動報告を行う事をセットにする必要があるのですが、意外と継続的に活動報告を行う体制づくりが大変だったりします。

この記事を読めば

 クラファン達成後にファンが離れてしまう→クラファン達成後にファン度が高まりリピート支援してくれる 

に生まれ変わることができます。

どこにも公開されていない情報ですので、シェア&保存よろしくお願いいたします。

目次

これまでのクラファン支援実績|累計6,000万超のプロジェクトに関わる

私は、以下のような実績があります。

  • 会社員時代(2012年頃)にボランティアファンドレイザーとして寄付事業立上げを目的に一人でクラファン立上げ、100万円の支援を集める
  • 300万、750万、1,700万、3,000万のクラファンに関わり、プロジェクト達成の伴走支援を実施(戦略策定や裏側の仕組みづくり)

前者は、ありがたいことに事例として、書籍にも取り上げていただきました。

引用:ぼくらがクラウドファンディングを使う理由

後者については、クラファンに限らずに国公立大学含む様々な法人のDX支援実績がありますので、15年間の経験で得たノウハウをこの記事で体系的にまとめてシェアさせてもらいます。

クラファン達成後にファンが急激的に離れてしまう原因

クラファン達成をゴールと捉えて、達成した後にプロジェクトがどのように進捗していくのか?について、活動報告できていない法人が多いです。

活動報告が正しくできていないまま、クラファンや寄付キャンペーンを行い、寄付や支援のお願いをしてしまうと、支援者は一気に支援するのを辞めてしまいます

  • 非営利団体が受益者対応で忙しい
  • 活動報告はSNSで行ってきたから理解して欲しい

上記は運営側の観点であって、支援した方の気持ちを理解した上で、いかにクラファン達成後に、途切れずに継続的に活動報告を行うことが出来るか?が大切になってきます。

クラファン課題を解決できる仕組みの全体像

  • マージ(=名寄せ、=重複を排除)してリストを作成する
  • リストを活用してメルマガ配信する
  • メルマガ送った後にエラーや配信NG者のメンテナンスをする

この3工程を考えて、システムを構築する事で、クラファン後にファンが減少するリスクを一気に減らすことができます。

マージはエクセルでOK

エクセルで行うだけで大丈夫です。

引用:https://www.pc-koubou.jp/magazine/51958?srsltid=AfmBOoqFgFup_EUQbOxulk16u859s8cxtqu2P9PtHy0RvZg_eBmY5xoN

上記と同じ仕組みを、キントーン(kintone)だともっと便利にできます。(1クリック押すだけで複数のアプリ=1エクセルファイルが重複排除されて1つ統合させることができます。

メルマガ配信はテキストメールとHTMLメール適切な手段を選ぶ

2つの方法があります。

テキストメール

テキストメールは、安価に配信ができることが最大のメリットです。

例えば、キントーン(kintone)とメールワイズを組み合わせている場合、NPO/NGOだと、1日1万通までは年19,800円(キントーンとメールワイズの契約料)で配信ができます。

ただし、

  • メール送信に時間がかかる(1,000通単位で送信され、全部送信終わるまでパソコン開かないといけない)
  • 誰が開封したか、どれだけの開封率だったか?の分析ができない
  • 画像挿入ができない

ということを抑えてください。

HTMLメール

HTMLだとテキストメールではできないデメリットを解消してメール送信が可能です。

ただし、費用がかかってしまうことが最大のデメリットです。

例えば、ベンチマーク等を利用すれば、500名までメルマガ配信を行う場合、無料で使えたり、NPO/NGOであれば、25%割引の適用があるため、おすすめのHTMLツールになります。

メンテナンスの仕組みづくりが最もノウハウが必要

以下の工程が必要になり、どの機能をどうやって実装すべきか?を団体内で協議していただく必要があります。

  1. メール配信NG者が意思表示できるようフォームを設定する
  2. フォームをメルマガ末尾に設定する
  3. メルマガ配信NG者のリストを溜める
  4. 溜めたリストをメルマガリストに反映する

キントーン(kintone)を活用すればクラファン課題解決の仕組み構築が可能に

キントーン(kintone)ならクラファン達成後に必要なリストをつくったり、リストメンテナンスをする仕組みの実装ができます。

  • 2つのアプリをつくる
  • 2つのアプリを関連レコード一覧でつなぐ(メルアドキーに)
  • メルマガリストアプリで配信NGの人だけ一覧表示できるようにする
  • メルマガ配信NGの情報を一括反映する

こういったことが、ボタンを何回かクリックするだけで、実装できるようになります。

2つのアプリをつくる

メルマガ配信者NGアプリとメルマガリストの2アプリ(もしくは複数のアプリ)をつくります

2アプリを関連レコード一覧でつなぐ(メルアドキーに)

関連レコード一覧機能を使えば、メルマガ配信NGの情報を配信NGアプリに溜めつつ、その情報をメルマガリストアプリを開けば閲覧できることができるようになります。

具体的な設定方法は、キントーン(kintone)公式、便利に使おうガイドブックをご参考ください。

https://kintone.cybozu.co.jp/material/pdf/kintone_guidebook_vol05.pdf

メルマガリストアプリで配信NGの人だけ一覧表示できるようにする

この工程がポイントなのですが、実は、メルマガ配信NGの情報を、メルマガリストに紐づけて、メルマガリストアプリで一括反映する工程が必要になります。

関連レコード一覧を活用すれば、メルマガリストアプリでメルマガ配信NGの値が入っている人の情報だけを一覧化して、反映をすることができます。

  • メルマガリストアプリとメルマガ配信NGアプリをメルアドキーに関連レコード一覧でつなぐ
  • メルマガリストアプリでメルマガ配信NGアプリでメルマガ配信NGと回答している人だけを一覧化する

    こういった機能を実装することができます。

メルマガ配信NGの情報を一括反映する

ここまでできたら最後の工程として、メルマガリストアプリで、配信NGの値を一括反映してあげる必要があります。

これはプラグインを活用すれば、一覧化して表示したレコードに対して、一括処理を行う事で、ボタンクリックだけで作業ができてしまいます。

そもそもどんなメールを送ればよいかを知りたい方や全ステークホルダーの最適化を知りたい方はご相談ください

今回のシステムをキントーン(kintone)で実装すれば、クラファン達成を機にファンが離れてしまうリスクを解消し、それどころかリピート寄付や支援が最大化できる仕組みを実装が可能になります。

こういった仕組みを、1ヶ月でさくっと実装したい方は、ぜひお問合せお願いします。

  • スプレッドシートの情報をどうやってキントーン(kintone)に吸い上げればよいか分からない
  • コングラントを活用している場合は、どのような体制が最適なのか分からない

こういった悩みを解消することができます。

ファンドレイザーに朗報|クラファン達成後の支援システムを構築できるだけで報酬アップができます

今回の仕組みは、市場や需要があって供給が不足している内容で、様々なNPO/NGOの課題解決ができるノウハウになります。

法人にとって、最重要である売上(特にリピート寄付を増やしたり、継続寄付者の退会を防ぐ)に寄与する仕組みにも関わらず、ほとんどのNPO/NGOが実装できていないのが現状です。

この仕組みを実装できるようになるだけで、1案件10万円などの案件が獲得できるようになるのですが、この仕組みを実際にシステムを触ってみることで出来るようになる事に興味はありませんか?

今回のブログで書き切れなかったノウハウをご紹介しつつ、NPO/NGOの経営においての全体最適のアドバイスを受けつつ、ノウハウを知っているだけでなくて自分でもできるようになる事を目的とした、日本唯一の講座を作成しました。

ただいま、毎月3名限定で特別価格で提案していますが、3名の枠が埋まり次第、値上げを予定しております

少しでもご興味がある方は、DXのプロ養成講座の概要ページをご確認いただければ嬉しいです。

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この記事を書いた人

DXの専門家|寄付集め実績4億|2社経営

『国公立大学含むDX支援実績20団体以上』
独立5年で受注単価10倍超

▼個人向け事業
3ヶ月で脱社畜が叶う
DXのプロ養成講座を主宰

▼パーソナリティ
3児の父
趣味の釣りで会社経営(ガイド+EC)
NPOのデジタル経営支援実績日本一

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