シンカブルやロボットペイメントで合算領収書発行できない問題をキントーン(kintone)で解決

シンカブルやロボットペイメントでクレカ決済の導入をしたまま、認定NPO法人になったら、領収書の要件が変わってしまって大変ですよね?

合算領収書が発行できるコングラントへの切替を検討しても、継続寄付者が減少するデメリット等を考えると、移行ができないという判断をされる認定NPO法人はおおいはず。

そんな認定NPO法人が、シンカブルを利用したまま、kintoneで寄付者管理や領収書発行の仕組みを導入することで、業務の最適化が実現できる例をご紹介します。

目次

認定NPOとNPOの領収書要件は違う

NPO法人と認定NPO法人は、求められる領収書発行の要件が異なります。

NPO法人だと、都度領収書で問題なかったのが、認定NPO法人になると、合算領収書の発行が必要になります

そのため、NPO法人の時にクレカ決済の寄付募集を行うことをシンカブルで行っていたが、認定NPO法人に法人格が変更になった場合は、認定NPO法人に求められる領収書発行の要件を満たす仕組みを構築する必要が出てきます。

以下のように、領収書発行に対応するための事務の流れも変わる、というところを抑えてください。

合算領収書は寄付者と決済の2レコードが生成される決済サービスでないと対応ができない

合算領収書を発行するためには、決済時に寄付者データと決済データの2つが生成される機能がないと、データベース等で発行するハードルが高くなってしまいます。

そのため、NPOで普及している以下のサービスは、スムーズに決済してもらうための要件を満たせても、認定NPO法人や学校法人が事務負担を最小限に抑えて合算領収書を発行することが難しい場合があります。

NPOや学校法人に普及している、代表的なクレカ決済ができるサービスと合算領収書発行の対応表をご参考ください

合算領収書が発行できる仕組み 合算領収書が発行できない仕組み
コングラント ロボットペイメント
ロボットペイメント×GOEM DRM(セールスフォース)

GMOペイメント×GOEN DRM(セールスフォース)
※ロボットペイメントやGMOペイメントなどの単発では不可

シンカブル
アナザーレーン
各種クラファンサービス
(レディーフォー、キャンプファイヤー等)
エフレジ
キフフォーム

kintoneで合算領収書発行システムは実現可能

上記の課題を解決したい場合は、シンカブルを利用したまま、寄付者管理機能や領収書発行機能を、kintoneで構築することで解決できます

以下のように、寄付をしてもらう入口部分はコングラントを活用し、中間、出口部分をkintoneを活用することで、業務最適化が図れるようになります。

kintoneを活用した寄付者管理システムの例は以下になります。

現在、エフレジやキフフォームを利用している、様々な学校法人様で、kintoneでシステム管理を行う要件が増えております。

大学寄付管理システムの課題と解決策|寄付増額と手間削減の最大化を実現可能

  • 領収書発行などの事務負担を最小限に抑えた仕組みを構築したい
  • レディーフォーやロボットペイメントを使っているNPOでステークホルダー一元管理を行い、寄付額が増額できる仕組みを導入したい

そういった法人様は、ぜひお問合せください。

NPO時点でシンカブル等ではなくコングラントを利用することを視野に入れるのも一手

このブログをご覧の方で、まだNPO法人の法人格で将来的に認定NPO法人を目指すような団体や、継続寄付者の人数が数十人などの団体は、kintoneを構築するのではなく、シンカブルをコングラントに切り替えることを検討いただく方がいいかもしれません。

コングラントを活用すれば、リピート寄付の最大化や認定NPO法人に求められる要件をすぐに満たすことが可能です。

クレカ決済システム変更はメリットとデメリットを比較して慎重に考えよう

このブログをみて、シンカブルやロボットペイメントよりもコングラントの方がいいなと思った方もいらっしゃるでしょう。

ただし、シンカブル等で決済を済ませている継続寄付者が多数存在されている法人は切替を慎重になる必要があります。

なぜなら、決済システムを入れ替えることで、再度、継続寄付の決済手続きをしてもらう必要性が高くなるため、継続寄付者が減少するリスクが極めて高くなってしまうからです。

このリスクを回避するためには、

・シンカブルやロボットペイメントを使い続ける
・合算領収書発行機能をキントーン(kintone)で構築する
・キントーン(kintone)でなるべく安価で利用できる帳票出力プラグインを活用する

を満たすことが最善策になる場合があります。

なお、通常帳票出力系プラグインは、最低でも毎月10,000円は必要になるのですが、最安値で月3,000円で利用できるプラグインがあります。

ご興味がある方はぜひ、奏ワークスにお問合せください(ブログ文末にあるバナーよりお問合せができます。)

寄付額最大化を意図して寄付者決済システムの最適化の無料相談お受けします

シンカブルやロボットペイメントの変更は、寄付額と事務負担に直結する重要なアジェンダになります。

そもそも、どこまでをシンカブルやロボットペイメントで対応し、どこまでをキントーン(kintone)で担うべきか?の役割分担に迷う方も多いかと思います。

ですので、クラファン、クレカ決済のシステム全体最適化などを私のように様々なツールの構築、運用経験がある者に、ぜひお問合せいただければ嬉しいです。

様々な非営利団体が、少しでもコア業務に集中してもらって、活動が大きくなるためのお手伝いをさせてもらえたら嬉しい、そう思っております。

ただし、無料相談は3社限定で対応させていただきます。

ご興味がある方はお早めにお申込ください、お待ちしております。

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この記事を書いた人

DXの専門家|寄付集め実績4億|2社経営

『国公立大学含むDX支援実績20団体以上』
独立5年で受注単価10倍超

▼個人向け事業
3ヶ月で脱社畜が叶う
DXのプロ養成講座を主宰

▼パーソナリティ
3児の父
趣味の釣りで会社経営(ガイド+EC)
NPOのデジタル経営支援実績日本一

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