NPOがボランティア・プロボノ等を業務に活かす具体的方法

ボランティア・インターン・プロボノに参画してもらって活動を広げたい。

たまにサイトに問合せが来る度に、どうやってボランティア等に手伝ってもらったらいいか、迷いますよね?

NPOでのフルタイムボランティア半年、ボランティア理事、プロボノ支援、様々な経験に基づき、NPOがどのようにボランティア等と向き合い、業務を推進して行けるのか?について、具体的な方法をご紹介します。

目次

ボランティア・プロボノ等に参画してもらうための最大のポイント

NPOがボランティア等に参画してもらうための最大のポイントは、

マネジメントコスト<参画してもらえる上での対価が得られる

です。

理想をいえばNPOは市民に開かれた団体であり、ボランティア等で協力したい人を受け入れて活動に加わってもらえることを、できるだけ推進したい所ではあります。

NPOだからこそ、様々な人に門戸を開いて、特に活動の規模は問わずに、みんなに一緒に活動していく。そこを追求することこそが、日本社会全体におけるNPOの役割である。そこは私も重々理解しているつもりです。

一方で、NPOは常にマンパワーが不足している法人でもあるため、ボランティアと話をして業務や作業をお願いするための時間自体が非常に貴重だったりします。

  • NPOがボランティア、インターン、プロボノに何を関わってもらいたいかが明確になっている
  • その内容や条件をサイト等に明記して募集ができている

以上が揃わないと、ボランティア等に関わったもらったけど、結局、手間や労力だけがかかってしまい、NPOとしては大変な思いだけを味わう結果になる、というリスクがあります。

ですので、ボランティアに関わってもらう上でも、時間帯効果を意識する、受益者への役務を拡大したい気持ちや活動を大きくしたい気持ちがあるNPO運営者程、ボランティアの時間帯効果を意識してもらいたいところです。

上記を抑えてもらいつつ、これからは、作業内容、募集方法、環境整備の方法など、NPOがボランティアを業務に活かせるための具体的なアドバイスをご紹介します。

作業内容編|誰に何をお願いすべきかはボランティア等によって異なる

ボランティアは主に2つの属性(①インターンやボランティア ②プロボノ)に大別が可能で、各者に見合った代表的な業務のお願い方法をご紹介していきます。

インターンやボランティア向け|広報や単純作業を手伝ってもらう

インターンやボランティアには、広報に関連する業務や人手が必要となる業務を手伝ってもらうことがおすすめです。

広報は、メールマガジンを作成したり、ブログやSNSで活動を発信したり、プレスリリースを作成したりする業務などが挙げれらます。

ポイントは、作業自体を行ってもらえるだけでなく、他のボランティアやインターン生が同じ業務を行う時にスムーズに業務を行えるようにするため、マニュアルづくりもセットで手伝ってもらえることです。

広報関連の業務については、一定の量が必要な場合が多く、かつ、どうやったらよいか?の方法はググって調べられることもあります。

NPOの代表や職員じゃないと発信できない内容ももちろんありますが、そうでない発信内容については、インターン生やボランティアに手伝ってもらうのがおすすめです。

あとは、チラシの封入や発送業務、イベント運営で人員が必要になるシーンなど、特定のスキルやノウハウがなくても、NPOの活動を進める上で必要な業務も、ボランティア等にお願いしやすい業務になります。

1年間でどの時期に、どんな労働集約型の業務をボランティア等にお願いできたら、NPOとして助かるのか?を予め計画して、スケジュールに沿ってお願いをしたり、過去参画してくれた人に、毎年お願いをしたりすることで、労力を抑えることができることがあるので、ご参考ください。

プロボノ向け|特定業務をプロジェクト化して手伝ってもらう

特定のスキルや能力を持っていて、NPO等にボランティアで関わってくれる人で、プロボノと呼ばれる人達がいらっしゃいます。

そういった方は非常にありがたく、ボランティアにはお願いしにくい以下のような業務をお任せすることが可能になります。

  • サイト製作やリニューアル
  • 各種業務フロー設計やマニュアル化
  • クラウドツール導入
  • 経理や税務、労務の改善

こういった業務は、プロジェクト化して期間とゴールを定めて、プロボノ等にお願いすることができれば、NPOの活動スピードを一気に推進することが可能になります。

例えば、スタッフや活動メンバー同志の情報交換やコミュニケーションの最適化を図る上で、スラックやチャットワーク、ガルーンを導入したりする等は、どのNPOにも必要になりますが、既存ツールとの相性などを加味して業務全体の最適化を図ることが大切になります。

ググって実装できる範疇を超えてくる場合が多い業務については、プロボノ等の協力を得たり、時には、外部の専門家に依頼することが妥当な場合が多いので覚えておいてください。

以上、どんな業務をどういったボランティア等にお願いすべきか?を考える上での要点についてのご紹介でしたが、ここからは、どうやって募集すべきか?について言及します。

募集編|プロボノ等が集まるサイトを活用しつつSEOも意識しよう

ボランティア、インターン、プロボノを募るためために、私自身のボランティア募集経験に基づき、コスパよくできる方法をいくつか、ご紹介させていただきます。

アクティボを始めとした各種媒体に掲載する

ボランティア募集に最も効果が高いのは、日本最大級のボランティアプラットフォームである、アクティボさんに掲載してもらってボランティアを募集する事です。

アクティボさんは、

  • 「NPO ボランティア」等様々なキーワードで上位され集客の仕組みが整っている
  • 運用年数が長くてサイトの評価が高い

などを根拠に、日本のボランティアに特化した認知度、集客力が高いサイトになっています。

同様に、サービスグラントさんは、ボランティアでなくプロボノを募集するために、非常に有益なサイトです。サービスグラントさんを経由してプロボノを募る場合は、助成プログラムを通過する等の条件が必要になりますが、ぜひ、積極的に掲載を検討してください。

以下、ボランティアやプロボノを募ることができるサイトをご紹介します。

ボランティア プロボノ
アクティボ
ヤフーボランティア
ボランティアプラとフォーム
サービスグラント
2枚目の名刺
シェアワークス

上位に表示されやすいキーワードを意図してボランティア募集の記事を作成する

ボランティア等の募集を行う上では、自団体のサイト価値を高めてボランティア等が集まるWEBページを意図して作成することも肝要です。

ボランティア募集のWEBページを公開しても、すぐにそのページが検索上位に表示される訳でないことが多いですが、法人運営の年数が経過するに連れて、ページが常に上位に表示されるようになり、1つのWEBページだけでメンテナンスの手間はほとんど掛からずにボランティア等の募集に寄与するページを作成することは、十分可能です。

  • 高槻市 ボランティア
  • ひとり親支援 インターン

アクティボさん等の媒体に大きなキーワードでの集客力が勝てなくても、活動地域の拠点を活かしたり事業領域を絞ったWEBページを作成すれば上位に掲載されることがあります。

学生の募集はインスタを、プロボノ募集はフェイスブックを活用しよう

サイトだけでなく、SNSを活用してのボランティア募集をする場合、どの属性を募集するか?によってどのSNSで募集すべきかが変わってきます。

学生のボランティアやインターン募集 社会人のプロボノ募集
インスタグラム フェイスブック

各SNSを利用している属性に違いがあるので、それぞれに適したSNSで募集を行いましょう。

なお、NPOはサービスを受けたい人=受益者と支援をしたい人=支援者(寄付者やボランティア)の2属性を集めないといけない法人格なのですが、例えば、インスタを運営する場合は、1属性に絞った運用を心がけましょう。

学生インターンだけでなく、サービスを受ける受益者向けに発信を行う等、2属性のコンテンツを作成するとインスタグラムのアルゴリズム的にうまく機能しないからです。

環境整備編|ボランティア向けマイページ等を作成する事で手間削減と満足度向上を目指そう

最後に、ボランティアを募集するにあたり、CRMの構築を行うことをおすすめします。

ボランティアに長く関わってもらえるためのポイントは、「お金以外の物差しで、長く関わり続けてもらえる理由をつくる」です。

例えば、ボランティアで関わってくれた人に対してマイページを作成し、いつ、何回ボランティアで協力してくれたかを分かるようにする、を実装できれば、ボランティア活動が可視化され、ボランティアのモチベーションUP等につながることがあります。

実は、ボランティア向けのマイページはkintoneを活用すれば比較的簡単に作成することができるので、ぜひ、チャレンジしてみてください。

ボランティア管理の決定版|キントーンやガルーンをフル活用しよう

ボランティアに適切に関わってもらって活動を広げよう

ボランティアに程よく関わってもらうためには、どんな業務をお願いすべきかといった、法人のスタンスを明確にした上で、ボランティアの対応に時間をとられてしまうデメリットも勘案して、適切な方法で募集を行うことを心がけましょう。

なお、ボランティア募集を行う事で、マンスリーサポーターを増やすための仕組みを構築することも可能なのですが、専門的なITスキルや設計力が必要になってきます。

  • ボランティアをマンスリーサポーターにつなげたい
  • ボランティアを含めたあらゆるステークホルダーの管理を最適化したい

とお考えの方は、奏ワークスにお問合せください。

無料でボランティア業務に関するの最適ロードマップをお伝えさせていただきます。

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この記事を書いた人

DXの専門家|寄付集め実績4億|2社経営

『国公立大学含むDX支援実績20団体以上』
独立5年で受注単価10倍超

▼個人向け事業
3ヶ月で脱社畜が叶う
DXのプロ養成講座を主宰

▼パーソナリティ
3児の父
趣味の釣りで会社経営(ガイド+EC)
NPOのデジタル経営支援実績日本一

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